モンターパー
全体の形態;この花の木全体の大きさは、中くらいから大きいモノで、高さ20センチから30センチくらいです。潅木の天辺は尖った感じですらりとのびています。幹の樹皮は滑らかで、白身を帯びた灰色です。
葉;葉は1枚葉で、細長い形をしています。幅は8―12cmで長さは18―35cmあります。葉の先は尖っていて、付け根のところは、尖っているかもしくは丸みがある形です。葉の淵は滑らかです。葉柄は、長さが3―5cmです。葉の上側は光沢のある薄緑色で下側は少しざらざらした感じです。葉柄の付け根の部分は膨らんでいます。
花の特徴;大輪の花が枝の先に一つ咲きます。色は紫、赤紫または白です。花硬は肉厚で大きく硬いです。長さが2―3センチあり、白い部分があります。3枚の緑色の葉鞘が花を覆っています。白い花の品種は、花硬が長さ5cmあります。ツボミは細長い形をしていて幅4―5cm、長さ8―9センチです。花びらは厚く硬いですが、しっとりとしています。花びらは9枚です。外側の花びらは幅6―7cm、長さ9―10pです。内側はもう少し幅が狭くて長さが短くなり、直径8―9cm、長さ9―10pです。柔らかい香りを放ちます。3月の始めから6月の始めにかけて花を咲かせます。あまり風の通らない場所に持ってきて咲かせると良い香りが部屋中に広がります。
実;塊になって実を結びます。細長い卵型で、幅3―7cm、長さ4―12cmです。皮の柔らかい実がぎっしりとくっ付いて生ります。色はクリーム色か、黄色かかった茶色または、赤紫です。熟れて黒くなると、実は破れてぱっくりと口を開け種が落ちてきます。種は真っ赤な色をしていて、形は平べったいか、細長い楕円です。直径は0.7―1cmです。種の中は黒く硬いです。
楽しい飾り方;高い場所に木の状態で植えると、涼しげな影を作ってくれます。アーチのようになり、良い香りとその美しさを楽しめます。
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